【専属運転手の仕事内容】急な用事への対処もあります
最終更新日 2023年2月23日
監修・著者 株式会社しごとウェブ 編集部
役員や社長は、多くの人と関わっていて、複数の仕事に関係があるため、何かトラブルがあったり、大きな進展や変化があったときにもすぐに行動しなければいけない事が多いです。そんなときにも専属運転手が重要で、スピーディーに事態に対応するために、運転手の力量、時には秘書としての日程調整、連絡、連携などをして社長や役員をサポートします。
こうした運転と事務の仕事は大きな決断を下す時には欠かせないことですので、急な用事にもすばやく対応できるようにしたほうが専属運転手としては成功しやすいでしょう。こうした時にしっかりサポートできれば、専属運転手としても認めてもらえて、末永く信頼しあって仕事をしていけるようになりますので、急な事態への対処も日頃から考慮して運転手の仕事に取り組むと良いでしょう。
毎日・毎週日程を共有しよう
専属運転手をしていると、社長や役員の日程を把握していないと事前に交通ルートをチェックしておけず、当日ギリギリで走ることになるため、渋滞しそうな道を避けて走れないなどトラブルになることもあります。遅刻しないまでも、ギリギリで予定にないことをしないといけないとなると、雇い主や社長、役員が落ち着かなくなってしまうので、事前に予定を把握しておいて、スピーディーかつ確実に業務をこなせるようにしましょう。
もし、専属運転手が秘書業務も兼任するならば、関係各所への日程共有も仕事になりますので、ウェブ上のツールやGoogleカレンダー、クラウド共有サービスなども活用して、社内の日程を管理するようにして仕事の効率化を進めましょう。
自宅や病院に送ることもある
社長や役員の方が日頃飲んでいるお薬が切れてしまっていた場合、仕事の合間を縫って病院に行き、処方してもらうなどの対応をしなければいけないこともあります。また、社員が仕事中に怪我をしていた場合には、社長や役員がお見舞いに足を運んで様子を見たり、治療費を会社で持つ場合には請求関係のことで経理の人と社長を一緒に連れて行くような場合もあるかもしれません。急にどんな用事ができてしまうかははっきりはしないですが、会社のことを日頃から理解していて、どんなことが起こりうるか先手を打って対策しておくことは大切です。
持病や病気などが全く無い場合でも、過去の仕事のトラブルなどでもしかしたら誰かに恨まれているかもしれないという情報があれば、事前に警戒して専属運転手がボディガードに近い任務につくこともできます。様々な役員、社長サポートが出来るようにするのがプロの専属運転手です。